現役続行
2日続けてプロ野球の話になってしまうんだが、横浜から戦力外通告を受けた工藤が古巣の西武に復帰することになった。
46歳での現役続行ということでいろいろ話題になっているんだが、プロスポーツに定年なんていうのは無い訳で、要はその人の力を必要とされなくなった時点で終わりということだ。野球に限らずサッカーなども40歳を超えるプレーヤーというのはほんの一握りな訳だけど、見苦しくない限りは頑張ってほしいね。
サッカーでも、ラモスやジーコなども40歳を過ぎても活躍したし、今でもキングカズやゴン中山が42歳で頑張っている。野球よりも運動量が多いのでかなりきついとは思うんだがね。
話を工藤に戻すと、西武に復帰するわけだが、西武を出た原因は内部批判が原因だったため普通であれば、遺恨を残したチームには戻り辛いと思いがちだが、そこは新生西武でありしかもナベ久こと渡辺監督とは現役時代からのチームメイトということもあり、しかも請われての復帰ということだからめでたいことだ。
西武といえば、超目玉の新人菊池が入るわけで、菊池としても同じ左ピッチャーということもあり何よりのお手本となるだろう。
ところで、海の向こうメジャーでも工藤と同じ46歳で頑張っているピッチャーがいる。しかも同じ左腕の剛球投手ランディー・ジョンソンだ。今でも150キロを裕に超える速球で今シーズンも8勝を挙げている。工藤は彼とも交流があるようだが、彼に負けないでがんばってほしいね。
彼らは46歳で現役ということだが、メジャーでは伝説になっているものすごいピッチャーがいたことを知っている方は意外と少ないんじゃないだろうか。
名前はサチェル・ペイジ。1923年のセミプロでのデビューから1965年の引退まで(59歳まで)活躍した黒人の大投手だ。
しかし、当時のアメリカはメジャーリーグには黒人は入ることができなかったため、彼は黒人リーグという黒人のリーグで活躍をしていた。とにかく滅法球の速いピッチャーで今のようにスピードガンがあれば170キロを楽に超えていたとさえいわれる人だったんだね。
黒人がメジャーリーグに入れるようになったのは、ご存知のように1947年にジャッキー・ロビンソンが初めてだったんだけれど、その時サチェル・ペイジはもう40歳だったんだね。彼は黒人リーグ時代にメジャーリーグとの交流戦(非公式試合)で22奪三振を奪う好投を見せたし、黒人リーグの公式記録として残っている中では、1934年に105試合に登板し104勝をあげているんだ。(神様仏様稲尾様どころじゃないよ!)
当時メジャーリーグで「火の玉投手」の異名をとったクリーブランド・インディアンズの速球王ロバート・ウイリアム・アンドリュー・フェラー、そう“ボブ・フェラー”をして、彼の球が速球ならば、俺の球はチェンジアップだと言わしめるほどだったというんだね。(当時スピードガンは無かったが、ボブ・フェラーの投球をビデオに撮って球速を測定したところ、時速107マイルということは171キロというスピードだった。)
そのサチェル・ペイジも1948年に42歳というメジャー史上最高齢の新人としてデビューして1965年の59歳までプレーしたんだね。(人種差別がなかったら、メジャー史上最高の投手になっていたと言われている)
工藤には59歳とは言わないが、50歳まで頑張ってほしいね。ピッチングを見ても46歳には全く見えないからね。「野球狂の詩」に出てくる岩田鉄五郎にも負けないで勝ち星を稼いでもらいたいな。
だからプロ野球は個性が大事なんだよ!
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